講師 新 秀直

現職:

  • 東京大学医学部附属病院 企画情報運営部 講師
  • 同 企画経営部 副部長(兼務)(2011.9~)
  • 同 パブリック・リレーションセンター 副センター長(兼務)(2012.12~)
  • 同 病院長補佐(併任)(2019.4~)

専門領域: 

  • 臨床工学
  • 医療機器管理

略歴:

  • 1975年 埼玉県で出生
  • 1998年 北里大学 医療衛生学部 医療工学科 臨床工学専攻卒業
  •               東京大学医学部附属病院 材料部 入職(現 医療機器管理部)
  • 2004年 医療機器管理部 医療機器管理担当主任
  • 2007年 東京大学大学院
  •                 専門職学位課程医学系研究科公共健康医学専攻
  • 2009年 同修了 専門職修士(公衆衛生学)
  •               東京大学医学部附属病院 企画情報運営部/企画経営部へ異動(助教)
  • 2011年   同 企画経営部 副部長
  • 2012年   同  パブリック・リレーションセンターへ異動(助教)
  •       同 パブリック・リレーションセンター 副センター長
  • 2014年 同 企画情報運営部へ異動(講師)

現在に至る

所属学会等:

  • 日本医療機器学会
  • 日本臨床工学技士会
  • 東京都臨床工学技士会
  • 日本人工臓器学会
  • 日本医療・病院管理学会 等

学会活動等:

  • 東京都臨床工学技士会 理事
  • 日本臨床工学技士会 代議員(地区)
  • 全国医学部長病院長会議 大学病院における電力需給・節電対策委員会 委員
  • 第88回日本医療機器学会大会 プログラム委員
  • 日本医療機器学会 人工呼吸器保守用語標準化委員会 委員
  • 日本生体医工学会専門別研究会「医療電磁環境研究会」幹事

学位・資格:

  • 博士(医学)
  • 臨床工学技士、公衆衛生学修士(専門職)M.P.H
  • 第1種ME技術者、臨床ME専門認定士、透析技術認定士、呼吸療法認定士

受賞歴:

  • 医療機器の保守管理のためのWiFi位置情報検出システムの開発と評価、日本医療機器学会平成21年度論文賞

研究業績:

  1. Atarashi H, Ide H, Koike S: Clinical Engineers Increasingly Appointed as Medical Equipment Safetey Managers in Japan. J Clin Eng, 41(3):127-133, 2016.
  2. Tanaka K, Atarashi H, Yamaguchi I, Watanabe H, Yamamoto R, Ohe K.    Wireless LAN security management with location detection capability in hospitals. Methods Inf Med. 2012;51(3):221-8.
  3. 新秀直,田中勝弥,玉井久義,大江和彦:医療機器の保守管理のためのWiFi位置情報検出システムの開発と評価.医療機器学,第79巻6号:373~381,2009.
  4. 徳嶺朝子,二宮伸治, 安野誠,赤地吏,新秀直,佐藤美保子,冨澤康子:体外循環技術教育セミナーにおける教育用シミュレータの適用.体外循環技,第35巻3号:343~347,2008.
  5. Hisayoshi Tamai,Shigehito Sawamura,Hidenao Atarashi,Kenji Takeda, Kazuhiko Ohe,Kazuo Hanaoka:The Electrical Properties of Epidural Catheters:What Are the Requirements for Nerve Stimulation Guidance?.Anesth Analg, 100(6):1704-7,2005 Jun.

著書等:

  1. 新秀直:大学病院における電力需給と停電・節電対策の実際.病院設備,第54巻第1号:28~33,2011.
  2. 新秀直:医療機器管理の実際(1)~(20).東京都臨床工学技士会誌,2005~2016継続連載中.

 

研究課題

「医療機器安全管理体制の現状調査と標準モデル化に関する研究」へのご協力をいただく方へ

 当院では、医療機器の安全管理体制の現状調査と標準モデル化に関する研究を行っています。この研究は医療機器の安全管理体制について、病院の実務者や一般市民的な目線からみた現状をアンケート調査によって明らかにすることにより、全国の病院の標準的なモデルとなるような医療機器の安全管理体制を模索することを目的としています。

 

【研究課題】

医療機器安全管理体制の現状調査と標準モデル化に関する研究(11734)

 

【研究機関名及び本学の研究責任者氏名】

この研究が行われる研究機関と研究責任者は次に示すとおりです。

研究機関   東京大学医学部附属病院

研究責任者 新秀直・企画情報運営部・講師

担当業務  研究全般

 

【研究期間】

承認後から平成32年3月まで

 

【対象となる方】

医療に関連する資格保有者を除く病院に過去5年以内に入院経験のある人

 

【研究の目的】

医療の高度化に伴い、多くの医療機器が医療機関では使用されています。医療安全の確保のためには、医療機器の保守管理体制が重要ですが、医療機器の安全管理は各病院の力量に任されている状況にあります。2007年には改正医療法が施行され、医療機関では医療機器安全管理責任者の設置が義務付けられましたが、その役割や実務に関する課題が浮かびあがってきています。本研究では、医療者側の視点に加えて、患者等の視点を加え医療の専門家以外の方について、医療機器に関してのトラブル経験や不安に思ったことなどを明確にすることで、医療機関での医療機器の安全管理のあり方について検討します。患者(病院への入院経験がある人)に対しての医療機器の保守点検やトラブルに関しての意識調査をすることにより、一般市民的な目線から見た、病院内における医療機器の保守管理体制の認知度や問題点を明確にすることにあります。

 

【研究の方法】

この研究は、東京大学医学部倫理委員会の承認を受け、東京大学医学部附属病院長の許可を受けて実施するものです。WEBアンケート委託業者に委託してアンケート調査を行い、その結果を収集して行う研究です。

 

【個人情報の保護】

この研究に関わって収集されるアンケート情報は、外部に漏えいすることのないよう、慎重に取り扱う必要があります。本研究では個人情報を一切収集しませんが、当研究室において新秀直が、パスワードロックをかけたパソコンで厳重に保管します。個人情報を収集しないため、同意を取り消すこと及び個人の結果をお伝えすることはできません。

研究結果は、学会等で発表されます。収集したデータは厳重な管理のもと、研究終了後5年間保存されます。

この研究に関する費用は、科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金):医療機器安全管理体制の現状調査と標準モデル化に関する研究(平成28年度~30年度)(課題番号:16K09162 研究代表者:東京大学医学部附属病院 企画情報運営部・講師 新秀直)から支出されています。

本研究に関して、開示すべき利益相反関係はありません。

 

2018年12月

 

【問い合わせ先】

東京大学医学部附属病院 企画情報運営部 講師 新 秀直

住  所:東京都文京区本郷7-3-1

電  話:03-3815-5411(内線 36799)

Eメールでのお問い合わせ:atarashih★adm.h.u-tokyo.ac.jp

(★を@に変えた上で送付ください。)