創立10周年記念シンポジウム開催報告

創立10周年記念シンポジウム大会委員長

佐々木 敏

公衆衛生専門職大学院である東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻(東大SPH)は創立10周年を迎えました。そこで、下記の通り「東大SPH創立10周年記念シンポジウム」を開催いたしました。当日は多くの方にご来場いただき、盛会裡に終了いたしました。

同シンポジウムはサブテーマを〜私たちの10年 そして未来へ〜と設定し、国内外で活躍する本専攻の卒業生による講演と、創立に携わった教員による講演が行われました。本専攻がこれまでに社会に向けて輩出してきた卒業生が語る10年の歩みを、東大SPHの建学の理念とともに振り返り、東大SPHがこれからの社会の中で果たすべき役割について議論されました。

ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。

日程および会場

平成29年6月24日(土)12:30開場、13:00開演 〜 17:15閉演
東京大学 鉄門記念講堂 (東京大学本郷キャンパス 医学教育・研究棟)

シンポジウム内容

開会挨拶佐々木敏 教授
来賓挨拶宮園浩平 医学系研究科長
椎葉茂樹氏 厚生労働省大臣官房審議官
佐々木昌浩氏 文部科学省高等教育局医学教育課企画官
来賓紹介公衆衛生専門職大学院からのご来賓(川上専攻長)
基調講演小林廉毅 教授・初代専攻長
  東京大学大公共健康医学専攻創立への道のり。そして始動のころ
川上憲人 教授・専攻長
  東京大学公共健康医学専攻の今。そしてこれからの挑戦
テーマ別講演早川雅代(3期)国立がん研究センター がん対策情報センター
  患者/市民に医療情報を提供する〜SPH、博士課程での学びと企業経験とともに〜
西﨑祐史(3期)順天堂大学
  AMED出向とキャリアパス-SPHでの学びとの親和性-
片桐諒子(5期)国立がん研究センター 社会と健康研究センター
  子育てをしながらのSPHライフ~女性の活躍に向けて~
磯貝俊明(7期)東京都立多摩総合医療センター
  市中病院の臨床医としての「SPHでの学び」の還元と継続の意義
加藤杏奈(7期)花王株式会社全社産業医
SPHで学んだこと、社会がSPHに期待すること~産業保健の立場から~
総合討論
閉会挨拶 橋本英樹 教授

参考事項

当日シンポジウム終了後に東大SPH同窓会が主催する懇親会がカポ・ペリカーノで開催され、シンポジウム演者を含む95名の参加を得て、こちらも盛会となった。

ポスター・写真

シンポジウムポスター  制作:杉本南(8期)
会場全景

基調講演の様子

テーマ別講演の様子

総合討論

懇親会にて

以上

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