SPHフォーラム2016が開催されました

東京大学大学院医学系研究科SPHフォーラム2016が開催されました

東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻では、毎年、SPHフォーラムを開催しております。SPHフォーラムは、喫緊の公衆衛生上の課題を取り上げ、対処と中長期的な取り組みについて議論をし、その成果を社会に還元することを目的としています。2011年4月に「東日本大震災の健康被害」を皮切りに、これまでワクチンの問題や放射能汚染問題、ビッグデータの活用などを取り上げてきました。第6回となるSPHフォーラム2016は、下記の通り、東日本大震災の発生から5年目という節目に、改めて、災害現場での医療・医学研究について考察する機会を設けることにいたしました。災害現場における医療のありかたとその倫理、災害現場における研究とその倫理について、被災地における福祉のあり方などとも突き合わせながら、約40名の参加があり、SPHの教員と学生が議論を行いました。


テーマ「災害と公衆衛生―災害現場における医療・研究・福祉」

日時: 平成28年3月24日(木)16時00分~17時30分

場所: 東京大学本郷キャンパス医学部研究教育棟13階SPH講義室

 


プログラム:

高橋しづこ先生(日赤医療センター・非常勤医師)

「災害時の医療と倫理」(発表20分+質疑5分)

飯島祥彦先生(名古屋大学大学院医学系研究科・特任准教授)

「災害時における研究倫理」(発表20分+質疑5分)

戸田聡一郎先生(東北大学病院臨床研究推進センター・特任助教)

「ポスト3.11に私たちはどう生きるべきか:災害の記憶と福祉の臍帯から考える」

(発表20分+質疑5分)

総合討論 15分


 

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